UIモジュールのsnackbarを作る仕事。Design Language(Design Systemと認識してもらってよい)を取りまとめる一環で、まずどういった在り方・使い方が望ましいかの検討をしていた。
snackbarって、再利用できるモジュールを作っていざ活用、ってなるといろんなところで多用されがち(いくつかのソフトウェア開発の場面で見たので、何かしらの傾向はあるだろう)なんだけど、GUIで操作結果を直接認識できないような間接的な通知に使うものと捉えた方がよく、そうでないとあらゆる操作結果をsnackbarで通知する、つまりsnackbarの通知への依存度が高まって、しまいには画面の下からsnackbarが現れるのをあらゆる場面で待つような世界に繋がるかもしれない。PCならまだしも、VisionOS (Vision Pro) とかで視るsnackbar世界は結構しんどいんじゃないか。
snackbarを調べたりガイドラインや仕様を考えているうちに、そもそもsnackbarって長いこと食べてないしsnackbarのsnackbarらしさ、snackbar性を何も分かってないな…と思ったので実物を買ってきて食べた。記憶していたよりだいぶ歯が大変そうな食感で、少し前に歯医者へ行ったのもあって何か緊張感あった
実物のsnackbarもUIモジュールのsnackbarも、たくさん用意しなくて良いに越したことはないところとか近いかもしれない。その一方で、手軽に充実感を得られるみたいな存在なんだろう(ちょっと凝ったインタラクションというか動くものを実装した気分を手軽に得られたり、手っ取り早くカロリーをたくさん摂って手軽に元気な気分になれたり)。そして、お手軽に対話的でおもてなし的な構図の、自己完結感を疎外されたUIが濫造される状況を疑問視している。
コンビニの人、義理チョコでスニッカーズ?とか思ってないかな(なんでよりにもよって今日買ってしまったのか)